日本ハム新庄剛志監督(51)が今季初の3連勝に貢献した江越大賀外野手(30)を“新庄スペシャルジョーク”でたたえた。

3回無死三塁、フルカウントの場面で出たスクイズのサインを完璧に遂行し、先制点をもたらすと同時に勝利打点を挙げた江越。実はこの日、ベルーナドームと同じ敷地内にあるカーミニークで開催されたは午後1時開始のイースタン・リーグ西武戦にも2番右翼でスタメン出場し、2安打をマークしていた。そして、午後6時開始の1軍公式戦でも9番右翼でスタメン出場。いきなりスリーバント失敗や空振り、見逃しすら許されない超レアケースのスクイズを成功させた。

そんな“新庄スペシャル”に応えてくれた江越に指揮官は「しっかり決めてくれて…」とうれしそうに答えると、続けて「江越君は毎日“親子ゲーム”出てもらおうかな」とニヤリ。1、2軍戦に同日出場することを意味する「親子ゲーム」の継続を示唆したが、もちろん冗談。3日と4日も1、2軍は西武と対戦するが、ともにデーゲームだ。

右手首と左あばらを骨折してもプレーに支障が出ず、試合に出続けて活躍シーンも増えている江越に対する信頼感も増していることが伝わる、試合後の新庄監督の受け答えだった。

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