西武が9回、2点リードを守れずオリックスにサヨナラ負けした。今季2度目の3連敗で借金1となった。

9回、今季ここまで5セーブを挙げている増田達至投手(35)がマウンドへ向かうも3安打を浴び、2死満塁に。4番森に2点適時打を打たれて同点にされると、5番頓宮にサヨナラ適時打を浴びた。

通算180セーブの増田は今季ここまで被安打が多く、これで8回2/3を投げ、被安打19本で9失点。登板前まで6・75だった防御率は9・35に跳ね上がり、1イニング換算だと平均約2・3人の走者を許していることになる。

増田は、試合後「自分の責任なんで。本当に申し訳ないです」とうつむき、調子については「納得いっているボールもあります。ただ、やっぱり甘いボールが多いので、技術の問題かと思います」と悔しさをにじませた。

松井稼頭央監督(47)は「もちろん、抑えはマス(増田)ですし、任せているわけですから。1年間戦っていく中でこういうことももちろんあると思うし、そこのところというのは揺るがず、明日のそのチャンスがあればやり返してほしいと思う」と期待を寄せた。【金子真仁】

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