広島が先発アンダーソンの好投もあり、今季4度目の同一カード3連勝とした。

1回に菊池の2年ぶりの先頭打者で先制すると、5回には上本の適時三塁打で2点を加えた。先発アンダーソンは力強い投球でヤクルト打線を押し、7回4安打1失点で3勝目。8回は3連投のターリーがつなぎ、9回は島内がプロ初セーブで締めた。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。

 

-初回、菊池選手の先頭弾で主導権を握った

新井監督 キクの先頭打者ホームランも見事だったし、崇司(上本)もしっかりあそこで転がしてくれた。まあでも、アンディー(アンダーソン)がナイスピッチングだった。真っすぐがすごく良かった。たくさん空振りも取れていたし、ナイスピッチングだった。

-アンダーソンは無四球でテンポも良かった

新井監督 テンポ良く、ストライクを先行させて、高低にしっかり投げ分けていた。真っすぐが低めに決まって、高めにも。ストライク先行で投げ分けていましたし、真っすぐの強さが(あった)ね。

-2点リードの9回は島内投手に任せた

新井監督 ニック(8回登板のターリー)も3連投になったけど、(同じく2連投だった)矢崎は少し球数が多かったから。昨日30球ぐらい投げたのかな。ニックは13、13(球)で。明日月曜日で休みということで、(2人とも)“僅差になったら行ける”と言ってくれていたけど、球数を考慮したときに矢崎の方が多かったので。

-島内投手はランナーを出しても粘りきった。今年の成長を感じさせた

新井監督 そうだね。初セーブかな? 頼もしいですね。9回で2点差という厳しい場面でしたけど、ランナーを出しても落ち着いていますし、本当頼もしいです。

-貯金2で交流戦へ

新井監督 そこはあまり考えていない。そこは皆さんが、数字的なものはね。それよりも、明後日から始まる交流戦のことを考えています。

-ヤクルトに3連勝で勢いがついたのでは

新井監督 また明日1日空いて、交流戦に入っていくんですけど、ガンガン行ってくれればいい。こちらもガンガンいこうと思っていますし。いつも言っているように、結果に関しては私だけが受け止めればいい。選手は何も気にすることなく、ガンガン行ってほしい。

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