日本ハム清宮幸太郎内野手(24)の弟で、早大の清宮福太郎外野手(2年=早実)が新人戦にあたるフレッシュトーナメントでデビューした。父の清宮克幸氏(55)もスタンドで見守る中で神宮の打席に立った。

4-2で迎えた7回1死一、二塁で代打で打席へ。カウント2-2からの変化球に空振り三振に倒れた。悔しそうな表情で、ベンチに下がった。「甘かった初球を見逃してしまって、あぁーと思った。想定しすぎていて、手が出なかった」と話した。

大学1年で右ひじのクリーニング手術を受け、昨年はリハビリに費やした。昨年末から体重は約5キロ減の91キロになった。

2年春で初の公式戦デビューとなり、早大のユニホームで神宮のグラウンドに立った。「小さい頃から早慶戦を見てきたので、高校とユニホームは変わらないけど、違った重みを感じました」と話した。