審判団が誤審を認め、リクエストに入るまでもなく判定が覆る珍しい場面があった。

7回無死一塁。ヤクルト村上宗隆内野手(23)の一ゴロを捕球した楽天フランコが一塁ベースを踏み、まず村上がアウト。フランコが二塁へ送球し、遊撃山崎が一塁走者の並木秀尊外野手(24)にタッチを試みるも間に合わなかった。

しかし、山村二塁塁審がアウトの判定。高津臣吾監督(54)がリクエストを求めるも、審判団が協議に入った。

その後、責任審判の有隅球審が場内マイクで「ただ今のプレーについて説明いたします。二塁塁審がフォースプレーだと勘違いいたしましたので、セカンドはセーフといたします」と誤審を認め、すぐさま判定を覆した。