西武が6月に入ってから初めて、打者1巡目に先制点を挙げた。

初回は巨人山崎伊の前にわずか5球で3者凡退に終わったが、2回、連打で無死二、三塁とすると6番長谷川信哉内野手(21)7番金子侑司外野手(33)が連続犠飛を放ち、2点を先制した。長谷川は試合中、球団広報を通じ「最低限の仕事ができたと思います」と、同じく金子は「早いタイミングで追加点を取ることができて良かったです」とコメントを寄せた。

西武は得点力不足に苦しんでおり、先制したのは7日の中日戦(ベルーナドーム)以来6試合ぶり。中日戦は7回裏の先制だった。打者1巡目での先制は、5月31日の阪神戦(ベルーナドーム)までさかのぼる。

前夜14日には左翼席の西武応援団からの“喝”あるコールが話題になったものの、この日の2点先制には大盛り上がり。攻撃後には打点を挙げた長谷川、金子にあらためて称賛のコールが送られていた。

【動画】西武渡部健人がホームランまであと一歩の二塁打、続く長谷川信哉の犠牲フライで西武先制

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