パ・リーグ本塁打トップの日本ハム万波中正外野手(23)が、思い出のハマスタで、貴重な決勝13号ソロを放った。

延長10回1死、カウント2-1から、DeNA8番手山崎の低めスプリットを捉え、ライナーで左翼スタンドに突き刺した。

万波にとって横浜スタジアムは、横浜高1年夏の大会でバックスクリーンの看板に直撃する特大弾を放った“伝説”発祥の地。14日のDeNA戦では、バウアーから12号を放っており「青春をささげた場所。打った瞬間、間違いなく入ると思いました。かみしめながらベース1周しました」と振り返った。リーグ2位の楽天浅村に2差をつける豪快な1発を、高校時代を過ごした横浜の夜空にかち上げた。