巨人梶谷隆幸外野手(34)がプロ野球史上521人目となる通算1000試合出場を達成した。

「6番左翼」でスタメン出場。試合が成立した5回終了時には、場内に記録達成のアナウンスがされ、門脇から記念ボードを手渡された。梶谷は記念ボードを掲げ、ファンに頭を下げた。

「プロに入った時は、ここまで試合に出場できると思っていませんでしたが、監督をはじめ、コーチ、チームメート、そしてファンの皆さんに感謝したいです。これまでけがすることが多く、時間がかかりましたがベイスターズとジャイアンツのトレーナーの皆さんに支えて頂いたおかげで達成できました。これからも1試合でも多く出場してチームに貢献できるように頑張ります」と周囲に感謝した。

横浜(現DeNA)時代の09年4月9日巨人戦で二塁守備に就いたのがプロ初出場だった。俊足とパンチ力ある打撃を武器に実績を積み重ねてきた。20年オフにFAで巨人に移籍。腰と左膝の2度の手術から復活した。プロ17年目の今季は育成契約からはい上がって、1軍の舞台に戻ってきた。今季44試合目の出場で、節目の通算1000試合にたどり着いた。

▼通算1000試合出場=梶谷(巨人) 5日の中日13回戦(バンテリンドーム)に先発出場して達成。プロ野球521人目。初出場は横浜時代の09年4月9日の巨人3回戦(横浜)。

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