DeNA先発の今永昇太投手(29)が、球団記録に並ぶ15三振を奪った。7回1死二、三塁のピンチで代打長野、代打岸田から連続三振を奪い、到達。79年5月27日の遠藤一彦(巨人戦)、09年9月5日のランドルフ(中日戦)に並ぶ14年ぶり3人目の記録になった。

セ・リーグ記録は16奪三振。今永は毎回の7回15奪三振で降板し、リーグ記録には届かなかった。プロ野球記録は野田浩司(元オリックス)、佐々木朗希(ロッテ)の19三振。

2回からは自己最多タイとなる7者連続奪三振もマークした。

2回2死一塁で北村拓から空振り三振を奪うと、3回は戸郷を空振り、ブリンソンを見逃し、丸を見逃し三振。4回は秋広を空振り、岡本和を見逃し、大城卓を空振り三振に仕留めた。

5回先頭の中田翔は遊飛でストップしたが、自身が20年8月1日阪神戦(甲子園)で記録した連続奪三振「7」に並んだ。

6回までに13三振を奪い、終盤にさらに積み上げた。7回113球を投げ、6安打1失点で勝利投手の権利を持って降板した。

◆セ・リーグの16奪三振(所属は当時)

金田正一(巨人)67年6月7日 大洋戦

江夏豊(阪神)68年8月8日 中日戦

外木場義郎(広島)68年9月14日 大洋戦

伊藤智仁(ヤクルト)93年6月9日 巨人戦

今中慎二(中日)93年7月6日 ヤクルト戦

山田勉(ヤクルト)93年9月10日 広島戦

桑田真澄(巨人)94年8月13日 阪神戦

野口秀樹(中日)01年5月24日 阪神戦

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