西武の連敗が8で止まった。1点リードの9回は守護神の増田達至投手(35)が2走者を許しながら、味方の好守もあって1点を守りきった。

1死後、四球を許した。「いつものようにと思って入ったんですが」と連敗中のプレッシャーもあったのか。しかし「1個1個、1球1球、悔いのないというか、最低同点でもと思って逆転さえ許さなければと思って。ちょっと開き直ったというか、そういうふうにちょっと思いながら投げました」とし、ピンチを切り抜けた。

開幕当初は不安定さが目立ったものの、直近では7登板連続でホールドかセーブを挙げている。この日は今季13セーブ目を挙げ、自身通算200セーブにも残り「12」となった。

「1つでも多く、チームに貢献できればと思っているので。まだまだ諦めていないです」

増田らしく臆せず懐を攻め、白星をもぎ取る。【金子真仁】

【関連記事】西武ニュース一覧