DeNAの守護神山崎康晃投手(30)が、リードを守りきれず、勝利目前で広島に逆転負けを喫した。

1点リードの9回、1死から広島坂倉に151キロの速球を左翼席に運ばれ、次打者のデビッドソンに二塁打を浴び、三浦監督から降板を告げられた。

3番手のエスコバーは小園の遊撃への内野安打で一、三塁とされ、1死満塁から代打の会沢に決勝の犠飛を浴びた。

先発今永が、5回2死までパーフェクト投球。デビッドソンの左前打で無安打は止まったが、三塁を踏ませず、8回5安打無失点と好投したが、継投に失敗。山崎は今季6敗目(20セーブ)を喫した。

三浦監督は「ボールどうこうじゃなく、長打警戒のところで、ホームランですからね。痛いホームランになりましたね。今日は球が高かったというところ」と肩を落とした。

打線については「今日は6番までがノーヒットだったんでね。よく下位(打線)でああいう形で今永がスクイズを決めて、1点取れたんですけど、もう1点追加点が取れなかったというところ」と指摘した。

 

▽DeNA今永(8回無失点の好投も、勝敗つかず)「ストレートに強いカープ打線に対して、ゾーンで勝負するところ、ボール球で勝負しなくてはいけない場面とうまく使い分けることができた」

▽DeNA藤田(8回に代打で今季初安打)「力を抜いて、うまく打てた。自分にとっても大きな1本」

【動画】DeNA山崎康晃ガックリ 9回痛恨の同点被弾に何度も首かしげる、今永の勝ち消えた