日本ハムのアレン・ハンソン内野手(30)が、前日失敗したバント練習に熱心に取り組んだ。

28日のオリックス戦の4回、万波、マルティネスの連打で無死一、二塁のチャンスで打席が回ってきた。左打席に立ったハンソンはバントを試み、初球はオリックス山下の高めフォークを一塁側に浮かせてしまいファウル。2球目は高めのストレートに差し込まれ、当てた打球が足元に落ちて再びファウル。2ストライクと追い込まれ、最後は空振り三振に倒れていた。結局、遊撃の守備では好プレーを披露していたが、打撃では3打数無安打に終わり、8回の第4打席で代打を送られてしまった。

この日の練習前、メニューを記入したホワイトボードにはハンソンにも分かるようスペイン語で「バントの練習をしましょう」と、書かれていた。それを見たのか右打席、左打席と変えながら、懸命に練習。最後は八木裕打撃コーチ(58)から「オッケー」と“合格”をもらい、うれしそうに次のメニューに移動していった。

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