広島は延長10回に連続被弾し、今季ワーストの連敗が引き分けを挟んで6に伸びた。

中日柳に9回まで無安打無得点に封じられるも、延長10回2死で堂林がマルティネスから劇的な6号ソロ。だが10回裏、矢崎拓也投手(28)が石川昂、宇佐見に2者連続弾を浴び、自身プロ初のサヨナラ負けに泣いた。「この体験は僕がどれだけ反省しても変わることはない。次に上がる時に学びとして生かせれば」。新井監督は「彼がああなったら仕方がない」と次戦の阪神戦に気持ちを切り替えた。

▽広島遠藤(5月5日以来の1軍先発で7回4安打無失点)「柳さんもいい投球をされていましたし、いい流れでいいリズムで投げられました。結果を出せたというのは自信にしていいかな」

▽広島堂林(延長10回2死で中日マルティネスからチーム唯一の安打となる6号ソロ)「(スライダーに)自分の体を信じて反応できた。防御率0・00の相手。打ててうれしいです。なんとか勝ちたかったですが」