広島矢崎拓也投手(28)が18日、1軍出場選手登録を抹消された。前日18日巨人戦の9回に失点して敗戦投手となるなど、4試合連続失点を喫していた。

矢崎は左脇腹張りによる出遅れから4月21日に1軍昇格し、すぐにセットアッパーから抑えを任された。ここまで42試合で4勝2敗6ホールド22セーブ、防御率2・75。だが、8月だけで7試合で2敗、防御率9・00と精彩を欠く登板が目立ってきた。

新井監督は「可能性がある限り、優勝を目指して戦っているけれど、先のことも考えないといけない。矢崎は抑えを初めて経験する中で、肉体的にも精神的にも疲れがある。1軍に残しておくと使ってしまうので、一度(出場選手登録を)抹消しようと」と2軍で再調整させることを決めた。

シーズン終盤での再調整となった矢崎は表情を引き締め「いい時間にするも、しないも自分次第なので、いい時間になるようにしっかりやりたいと思います」と最短での復帰を誓った。

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