西武は来年3月16日に、球団OBによる紅白戦「LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024」を本拠地ベルーナドームで開催すると24日、発表した。

1978年に「西武ライオンズ」が誕生し、2023年は生誕45周年を迎えている。今季は球団史を振り返るイベントを実施しており、その締めくくりとして来年3月に球団史上初のOB戦を開催する。

当日は80、90年代の黄金時代の選手らが、創設当時のユニホーム(ホーム、ビジター)を着用して試合に臨む。この日は田淵幸一氏(76)東尾修氏(73)石毛宏典氏(66)辻発彦氏(64)渡辺久信氏(58)潮崎哲也氏(54)の出場が発表され、約60人が予定されるその他の出場者は、11月下旬をめどに球団公式ホームページで発表される。

この日は東尾、石毛、球団GMでもある渡辺氏の3氏が記者会見に参加。東尾氏は「ここまで持ってくるまで時間がかかりましたが、いい年になったので、いいタイミングで開催できます。1回だけで終わらないようにしたくないです」と笑顔。石毛氏は「子どもたちへの野球教室もたまにしていますので、体は十二分に動きます。3月16日、たぶん俺が一番動くんじゃないかと思っています。辻と2人でダブルプレーを完成させたいです」と意気込みを見せた。

現在球団GMを務めてい渡辺氏は「なかなか集まる機会が今まで少なく、一緒にやった仲間たち、レジェンドの先輩方、後輩、一堂に会して試合をやれることに感慨深いものがあります。ファンの方が懐かしむ、楽しいゲームが開催されればいいなと思っています」と願っていた。

対戦したい選手を問われると、東尾氏は「去年の12月に投げたら、ホームベースまで届かなかった。田淵さんくらいがいいかな」と、石毛氏は「黄金期の渡辺久信、工藤公康、郭泰源、渡辺智男」と、渡辺氏は「黄金期のメンバーと。ただ最近肩がなかなか難しいので」と楽しみにしていた。

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