広島が最下位中日との接戦を落として、再び自力優勝の可能性が消滅した。先発玉村昇悟投手(22)は1回に先制を許すと、3回には今季本塁打ゼロのカリステ、細川に連続本塁打を被弾。序盤までに3点を失った。小園のソロなどで3点差を追いついたが、セットアッパー島内が8回に2点を勝ち越された。首位阪神が勝利したため、阪神にマジックナンバーが再点灯した。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。

-島内投手は2ストライクと追い込んでからの1球

新井監督 いつも抑えてくれているので、こういう日もあります。

-打線は劣勢から粘りを見せた

新井監督 いつも通り、最後まで食らい付いてひっくり返すという、最後までそういう気持ちがあった。

-先発して5回3失点の玉村投手について

新井監督 1つ1つの球は良かったと思います。球自体は良かった。今までホームランゼロのバッターに(打たれたことで)1球の怖さというのは分かったと思う。彼の場合は、打たれても経験として成長してもらいたい。

-3番の小園選手がソロを含むマルチ安打

新井監督 ずっと状態はいいと思います。今日も(本塁打にした球は)インサイドの難しい球だったと思うけど、しっかりとバットが振れていると思いますし、いい反応だったと思います。持っているものは素晴らしい。今も状態いいですけど、まだまだ彼は成長途中。もっとできると思います。

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