今季限りで引退する元ロッテ外野手のBC・清田育宏外野手(37)が試合前、引退セレモニーに臨んだ。

ロッテ時代の同僚、内竜也氏(38)が駆けつけ、花束とロッテの選手たちのサインが入ったバットを手渡した。

2人は同学年。元投手の内氏はポジションこそ違ったが、清田とは親交が続いている。「10年の日本一を一緒に戦った仲ですし、現役生活をともにして、ご飯も一緒によく行きました。自分の目で見て送り出したいと思って、駆けつけました」。

投手から見て、どんな打者だったのか。「勝負強いバッターでした。左に右に広角に打って、頼りになるバッターでした。(引退は)さみしいですね。NPB含め、数少ない(同学年)。キヨは近しい場所でともに過ごしてきたので」と感慨深げに話した。

バットは同じく同学年のロッテ荻野のもの。そこに、荻野、角中らロッテの選手がサインを入れたものが贈られた。