日本野球機構(NPB)は8日、8月度「大樹生命月間MVP賞」を発表し、オリックス宮城大弥投手(22)が受賞した。

 

宮城は昨年8月に続き2度目の受賞。「なんとなくいい感じだったので、良かったと思います」。熱さに負けぬ“夏男”ぶりだった。8月は5試合に先発し完封含む3勝、防御率1・30の安定感で首位快走に貢献。好調の要因には「周りにいい先輩方がたくさんいますし、置いていかれないように必死に頑張ってるだけです」とどこまでも謙虚だった。

リーグ3連覇へも、あらためて思いを込めた。「1つ1つ大事な試合になってくると思いますので、少しでも長いイニングを投げられるようにチームのために頑張りたいと思います」。3年連続2ケタ勝利がかかった8日ロッテ戦は雨天中止も、10日に回ることになれば同学年のロッテ佐々木朗希との投げ合いになる。