日本ハム郡司裕也捕手(25)が、19日西武戦(ベルーナドーム)で、いよいよセカンドデビューする。

14日はエスコンフィールドで全体練習に参加。ノックでは不慣れな二塁守備に四苦八苦しながらも、必死に白球を追った。野球人生で初めて挑むポジション。13日オリックス戦では初めてレフトでスタメン出場したばかり。3割近い打率を生かすため、出場機会増へ、首脳陣の期待は大きい。

運命の日は刻一刻と迫っている。19日もスタメンで出場予定で「不安でしかない」と苦笑いも「ミスしても僕のせいじゃないので、精いっぱい、なりきって必死にやります」と覚悟は決まった。「レフトに就く時も、新庄監督は『(ミスしたら起用した)オレのせいだから』と。セカンドでも監督のせいにさせてもらいます。オドオドした表情は見せず、ベテランの顔でセカンドをやります」と、鼻息は荒い。

「この前、セカンドゴロでめちゃくちゃエラーする夢を見ました」と早くも緊張気味だが、周囲の反響は大きい。大学時代の友人らが「あざ笑いに来る」予定。「ゴロ1個でもさばいたら好プレー。大ファインプレーです」。あっと驚く活躍で主役の座を狙う。【中島宙恵】

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