中日根尾昂投手(23)が19日、バンテリンドームでの先発投手練習に参加、18日広島戦での今季初登板から一夜明けた心境を明かした。同日、出場選手登録を抹消され、最短の登板可能日は29日となったが、幻の初勝利となった前日の好投再現へ最善の準備を継続する。

「眠れないと思っていましたが、思ったより眠れました」。グラウンドでは打撃練習にキャッチボールなど、他の1軍先発メンバーとスッキリした表情で汗を流した。

今季初登板、初先発は6回まで3安打無失点。6点リードの7回、失策絡みで初失点。2死満塁で救援陣にバトンを託した。その後、まさかの5失点で同点とされプロ初勝利は幻となった。それでも「(自分が)粘れなかったのがすべて。最終的にチームが勝ちましたし、この試合で終わりではない。反省すべきところは反省して、次は勝ちがつくようにしっかり準備したいと思います」と前を見据えた。

29日以降に予定されているのは広島戦(マツダ)、30日巨人戦(東京ドーム)と10月3日巨人戦(バンテリンドーム)の3試合。根尾の今季ラスト先発があるかどうか、注目だ。

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