昨年広島東洋カープのコーチを退任し、今年から台湾プロ野球・統一ライオンズのコーチを務める玉木朋孝氏(48)の契約が、2年延長された。

玉木氏は広島、オリックスでプレー。05年に現役を引退し、その後はスコアラーやコーチを務めた。今年から統一ライオンズの2軍守備コーチに就任した。

これまでの約10カ月間は「台湾はどういう野球か、自分の頭に置いてみていた」と、まずは基礎的な部分を教え込んだ。チームは前期優勝を果たしたが、現在は最下位に沈む。「引き出しはたくさん持っている自信はあるので全部出せるように。やっぱり勝ちたいので台湾のチャンピオンに近づけるように頑張ります」と日本での経験を生かし、海外でも手腕を発揮する。