日本ハムは3日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で井口和朋投手(29)と育成の姫野優也投手(26)に来季の契約を結ばないことを通達した。2選手とも現役続行を希望し、11月15日に鎌ケ谷で行われる予定の12球団合同トライアウトに参加予定。

井口は15年ドラフト3位で東農大北海道オホーツクから入団。1年目から1軍のブルペン陣を支え、通算217試合に登板してきた。ただ、今季は開幕1軍メンバーに入ったが、5試合登板にとどまり、4月19日に出場選手登録を抹消されて以降は再昇格できなかった。

姫野は15年ドラフト8位で大阪偕星学園から外野手として入団。プロ入り後はスイッチヒッターにも挑戦するなどしたが、野手としては3年目の18年に2試合出場のみで無安打だった。20年オフに育成選手として再出発し、21年途中で投手登録に変更。150キロ超えの直球でアピールを続けてきたが、支配下登録を勝ち取ることはできなかった。

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