楽天小郷裕哉外野手(27)が、自身初の10本塁打100安打に到達した。

8回無死走者なしで、代打で出場した。「大事な試合でスタメンで出られていないので、その悔しい思いをぶつけるだけでいきました」。カウント2-2から、松本裕の甘く入った変化球を右翼席へと運んだ。

5年目の今季は、コンスタントに先発での出場を続けた。これまでのキャリアハイは20年の4本塁打31安打。大幅に更新し、節目に到達した。「それは目標にしていたので、クリアできてうれしいです」と喜んだが、表情は険しいまま。次戦は勝利へ導くため、余韻に浸らなかった。

▽楽天小郷(8回に代打で右翼へソロ弾を放ち、キャリアハイの10本塁打100安打に到達)「大事な試合でスタメンで出られていないので、その悔しい思いをぶつけるだけでいきました。(個人成績は)目標にはしていたので、そこはクリアできてうれしいです」