巨人中山礼都内野手(21)が、9日から開催される「みやざきフェニックス・リーグ」で、1軍の経験値を存分にぶつける。4日のシーズン最終戦を終え、5日の1日だけオフでリフレッシュし、6日から川崎市のジャイアンツ球場の3軍練習に参加。「休んでてもやることないので、こっちで練習した方が来年にもつながるんじゃないかと」と汗を流した。

高卒3年目の今季は78試合に出場し、打率2割3分9厘、0本塁打、3打点。小林、大城卓、門脇と同じく1年間1度も出場選手登録抹消されることなく、1軍で走りきったが「悔しいですね。1年間(1軍で)できたってことはよかったですけど、成績とかでまだまだだなと思いました」と悔しさを募らせた。

フェニックスリーグに途中参加する秋広とともに、10月は宮崎で研さんを積む。「自分のやりたいこととか、来年につながることに重きを置いてやっていきたい」と早くも視線を来季に向けた。

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