楽天は今季最終戦に敗れ、2年ぶりのCS出場はならなかった。

勝った方がCSを決める大一番。先発の則本は6回3安打2失点と奮闘したが、打線がロッテ先発の小島を打ちあぐねた。初回、安打と四球と敵失で1死満塁の先制機をつくったが、岡島が遊ゴロ併殺に倒れた。5回には村林が二ゴロ併殺。さらに、6回には再び岡島が二ゴロ併殺。走者を出しても併殺打を重ね、ホームが遠かった。

この日は雨で試合開始が30分遅れたが、スタンドは熱気にあふれた。びっしりファンが詰めかけた。試合前、石井一久監督(50)は「ファンの皆さんの応援を背に選手が躍動して頑張れると思う。力強い応援だと思います」と感謝した。

ただ、最後の最後で投打がかみ合わず、ファンの応援に応えられなかった。楽天の23年シーズンは70勝71敗2分け、借金1の4位で終わった。

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