来季から巨人の1軍打撃コーチに就任すると発表された矢野謙次氏(43)が28日、川崎市のジャイアンツ球場にスーツ姿であいさつに訪れた。

15年6月以来、8年ぶりの古巣復帰。ナインの輪の中心で「今日から合流させていただきます。知らない選手がたくさんいるので、自分の方からコミュニケーションをとって話しかけていきたいと思います。明るく、楽しく、陽気に、一緒にやっていきましょう。担当は、声出し、元気担当コーチです。よろしくお願いします」と元気いっぱいにあいさつした。

矢野氏は02年ドラフト6位で国学院大から巨人に入団。13年間プレーし、15年に北篤、矢貫俊之との交換トレードで須永英輝とともに日本ハムへ移籍した。18年に現役引退。日本ハムの1軍の外野守備兼打撃コーチ補佐や2軍打撃コーチを担当し、今季はスカウトを務めていた。

阿部新監督の新体制の首脳陣は、1軍打撃コーチだけが「公表時期調整中」となっていたが、ドラフト会議翌日の27日、日本ハム退団と巨人の打撃コーチとしての復帰が発表されていた。

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