オリックス森友哉捕手(28)が特大の飛球で天井のスーパーリングに入り、京セラドーム大阪の規定により二塁打となった。

0-4の4回。先頭の森がフルスイングした打球は右翼へ大きな弧を描いた。打球はそのまま京セラドーム大阪の2番目のスーパーリングに入った。審判から「ただいま、打球が2枚目のリングに入りました。グラウンドルールにより、ツーベース、ボールデッドでツーベースで再開します」とアナウンス。無死二塁で再開された。

京セラドーム大阪にはドーム球場ならではの特別ルールも存在する。12年オールスターでは、日本ハム中田の打球が天井に当たって落下せず。「打球がフェア地域内にあるスーパーリングの内側に入り落下しない場合はボールデッドとして、打者及び走者には投球当時を基準にして二個の安全進塁権が与えられる」という特別ルールから二塁打となったケースがある。

他にも、20年7月18日にはソフトバンク柳田が放った打球が「スーパーリング」と呼ばれる白い円状の構造物の照明付近を直撃。右翼フェンス手前に落下した。球場ルールで、打球がフェア地域上にある一番外側のスーパーリングか次のスーパーリングの間に当たった場合は本塁打のため、判定は本塁打に。推定150メートルの特大弾となった。

ただ、外側から2番目のスーパーリングに当たった場合はインプレーとなる。同年10月2日には楽天ロメロが本塁打と勘違い。ゆっくり走っていたところを三塁手前でタッチされアウトとなる場面もあった。

 

【スコア】熱戦!日本シリーズ スコア速報>>