日本ハムは29日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で山田遥楓内野手（27）、立野和明投手（25）、梅林優貴捕手（25）、松岡洸希投手（23）に来季の契約を結ばないことを通達した。
山田と立野は現役続行を希望。梅林と松岡は球団から育成選手契約を打診されたもようだ。
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昨オフの現役ドラフトで西武から加入した松岡は、ある程度の覚悟を決めていた。12球団を通じて6人目となる現役ドラフト選手の戦力外通告を受けた後、鎌ケ谷で取材に応じ、「（球団から）来季、支配下での契約は結ばないと言われました。他球団の現役ドラフトの選手が戦力外を受けるのを見ていたので、自分もあるんじゃないかと思っていた」と率直な気持ちを明かした。
現役を続けるつもりで、球団からは育成選手契約の打診もあったもようだが、11月15日に鎌ケ谷で開催される12球団合同トライアウトの参加も含めて、今後については「何も決めていないですね」と話した。
今季は1軍昇格のチャンスをつかめず、2軍では主に先発として23試合登板、2勝6敗、防御率4・81だった。「前半戦は全然ダメで、後半戦は奪三振率、四球率も良くなっていた。そこの手応えはあるので、来季に向けてやっていけたら。どこでやるかは、分からないですけど」と今後を見据えた。
◆松岡洸希（まつおか・こうき）2000年（平12）8月31日生まれ、埼玉県出身。桶川西時代にプロ志望届を出すも指名漏れ。独立リーグBC・武蔵を経て19年ドラフト3位で西武入団。22年オフに初開催された現役ドラフトで日本ハムへ移籍。通算7試合登板、0勝0敗、防御率12・00。今季推定年俸600万円。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。
