オリックスは30日、敵地で行われる31日の日本シリーズ第3戦に向けて、甲子園でナイター練習を行った。

この日は打撃練習は行わず、守備練習のみを実施。28日の第1戦で右翼で先発した森友哉捕手(28)は、外野用グラブを着用して右翼でノックを受けた。今年の交流戦では、捕手で2試合に出場。「怖いっす」と率直に話したが「屋外ならではというのもあります。前日にノックを受けられたのは良かった。もう一生懸命にやるだけです」と、前向きにとらえた。

また左足甲の疲労骨折により、ここまでの2試合はDHで先発していた頓宮裕真捕手も一塁に就いた。少し制限をかけたような動きもあったが、笑顔もこぼれた。練習後は「出たら、守ります」と力強く話した。

ここからDHのない敵地3試合。第2戦で8-0で勝利し1勝1敗に戻した、オリックス中嶋聡監督(54)の選手起用も注目される。