日本ハムの秋季キャンプが1日、本拠地のエスコンフィールドで始まった。この日は「ディフェンスデー」で守備練習が中心。名内野手として中日で活躍した荒木雅博氏(46)が臨時コーチとして参加し、二遊間の連係プレーなどを熱心に見守った。

荒木氏と言えば、イップスを発症しながらも日本を代表する二塁手として長く一線でプレーした。「守備がうまかったから」と臨時コーチをお願いした新庄剛志監督(51)は「(荒木氏が)『もしイップスの選手がいたら僕、治せますよ』と。まあ、うちの選手は投げる方のイップスじゃなくて、気持ちのイップスが多いから。前に進んでボールが来たら股を割って捕るとか『出来ていない選手がいれば教えたい』みたいなことは言ってました」。今季12球団ワーストの94失策を記録した守備力改善へ、鍛錬の秋にする。

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