日本ハム宮西尚生投手(38)が5日、エスコンフィールドで会見に臨み、海外FA権を行使せずに、来季もチームに残留することを表明した。「先ほど、球団と来季の契約を結びました。16年間の成果や、これからのことだったり、いい言葉をかけてもらった。来季1試合1試合、目の前の試合を大事に、勝利に向けて投げて行けたらいいなと思います」と意気込んだ。現状維持の5000万円プラス出来高(金額は推定)で、契約更改した。

前人未到の通算400ホールドまで残り7。「そこはこだわりを持ってやっていきたい。今までは、そこまで個人記録というものに興味はなかったのですが、リリーフは厳しい中で投げていながら、なかなか数字で評価されないところでもある。心折れそうなときも、そういう数字があったことで、ここまで頑張って来られた。若い選手にも、そういう目指すところがあれば、心折れそうなときも立ち上がれることがあると思うので」と話した。

チーム最年長が、17年目を迎える来季も大記録を目指し、エスコンフィールドで腕を振る。

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