中日の昨年のドラフト1位仲地礼亜投手(22)が8日、ナゴヤ球場に隣接する「昇竜館」で来季の契約交渉を行い、100万円ダウンの1500万円で更改した。プロ1年目を2勝5敗で終えた右腕は「今年は1軍を経験させていただいた。来年は勝負だと思う」と飛躍を誓った。

沖縄の大学(沖縄大)から初のドラフト指名選手として入団。7月26日のDeNA戦(バンテリンドーム)でプロ初勝利を手にした。だが、ルーキーイヤーはこの勝利を含めて2勝。9試合に先発して43回1/3を投げ、自責点は24。防御率4・98に終わった。

プロ2年目となる来季にかける思いは強い。年明けの自主トレは先輩の柳裕也投手に誘われ、初めて同行する予定だ。「自分はアピールしていかないといけない立場。新しい人も入ってくるが、負けたくない。最初からしっかり投げていけるようにしていきたい」。柳の投球術を学び、開幕からの先発ローテーション入りに狙いを定めた。(金額は推定)

【球団別の契約更改情報一覧】はこちら>>