DeNA神里和毅外野手(29)が10日、横浜市内の球団事務所で契約更改を行い、4500万円から700万円ダウンの3800万円でサインした。

プロ6年目となった今季は開幕1軍スタートを切り、阪神との開幕戦では「3番中堅」でスタメン出場した。だが打撃に苦しみ64試合53打席で打率1割6分3厘、0本塁打3打点終わった。7月31日に出場選手登録を抹消されると、8月29日には右肘のクリーニング手術を受け今季絶望となっていた。今季を振り返り「少ないチャンスの中で、結果を出せなくて情けない」と悔しさをにじませた。右肘の状態についても言及し、現在はキャッチボールとバットスイングも再開している。「今月いっぱいでリハビリを終える」と順調な回復ぶりをアピールした。

DeNAはドラフト1位で神里と同じ右投げ左打ちの度会隆輝外野手(21=ENEOS)を獲得した。競争の激化が予想される中で「まだまだできると思っている。レギュラーを勝ち取って、皆さんを見返したい。覚悟を持ってやっていきたい」と力を込めた。(金額は推定)