西武岸潤一郎外野手(26)が17日、秋季キャンプ地の高知・春野で契約更改交渉に臨み、今季年俸1450万円から200万円アップの1650万円でサインした。「バッティングとかで貢献は、ほぼほぼできていなかった中でアップの査定をしていただいたことは感謝しています」と率直な気持ちを明かした。

昨年痛めた右股関節の影響で今季は出遅れたが、特例2023の代替指名選手として初昇格となった6月14日以降は、シーズン終了まで1軍でプレー。61試合出場で打率2割9厘、3本塁打、12打点だった。今季を振り返って「シーズン途中から1軍の方に合流させていただいて、最後まで1軍に帯同できたことは自信にも、もちろんつながりますし。でも、その中で自分の年齢も考えてしっかり結果が求められる年齢なので。本当その中で、もっとできたかなと思っています」と話した。

12月8日に27歳となる岸は、5年目の来季へ向けて「レギュラーを目指すことは本当、大前提。それこそレギュラーを目指すには1軍にいることが大前提なので、まずはそこをしっかりやっていくのと、本当どんな形でもチームの勝利に貢献できるポジションがあるのであれば、そこは全うしたいなと思います」と意気込んだ。(金額は推定)

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