「2023アジア・ウインター・ベースボール・リーグ」(WL)へ参加する中日鵜飼航丞外野手(24)、石橋康太捕手(22)ら7選手が22日、愛知・中部国際空港から台湾へ向け出発した。

派遣団最年長の鵜飼は「秋季キャンプでやってきたことを実戦で試したい」と、意気込んだ。2年目の今季は、昨季を下回る41試合出場、3本塁打で終えた。10月にドミニカ共和国でのウインター・リーグに挑戦したが、メンバー入りに失敗。帰国後に、みやざきフェニックス・リーグに途中参戦し、11月1日からの秋季キャンプでは和田打撃コーチらから、バットの出し方などスイングチェックを入念に調整してきた。

台湾WLは鵜飼にとってはオフ3度目の武者修行。首脳陣からの期待の高さを物語る。「数字のことは考えない。試合の中でいいものが見つかればいい」。3年目の飛躍を誓って飛び立った。

▽中日石橋(アジアプロ野球チャンピオンシップに侍ジャパン一員として出場)「オフにも野球をさせてもらえることに感謝して、有意義な時間にしたい」

◆2023アジア・ウインター・ベースボール・リーグ 台湾で25日~12月17日まで開催。6チームによるリーグ戦(12月14日まで)後にプレーオフ、決勝が行われる。NPB12球団をNPB・RED、NPB・WHITEに分け、中日はWHITEに所属。中日からは鵜飼の他に石橋、仲地、村松、浜、松木平、上田が参加し、森越コーチが同行する。

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