中日柳裕也投手(29)が27日、ナゴヤ球場で契約更改に臨み、1億800万円からの増額提示を受けたが、保留した。

「査定が全てだと言われた。内容の部分は、見てもらっていると思う。そこには文句はない。もっと評価(して欲しい)とかではない。どういう思いで1年間投げてきたのか、査定の数字に表れないことを評価してもらいたかった」

今季から選手会長に就任。8月13日広島戦(バンテリンドーム)では9回まで無安打無得点もノーノー未遂で降板(チームは延長戦サヨナラ勝利)に象徴されるように、打線の援護に恵まれず4勝11敗、防御率2・44。数字に表れないけん引役としての働きへの評価を期待していた。「持ち帰って考えたい」と話し、次回交渉日は未定。