ヤクルト青木宣親外野手(41)が1日、どでかい夢を打ち立てた。都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季推定年俸の3億4000万円から減額制限を超える1億4000万円でサイン。3年契約が終了し、来季は単年契約で勝負する。球団側へのリクエストを問われると「優勝したら、表参道パレードしてくれとは言いました。せっかく、ここに青山の方にあるんで」と野望を明かした。「明治神宮のあたりから、表参道を行って、左折して、神宮球場まで、どうかなと。ま、そんなことは、伝えました」と言った。

今年の関西勢のパレードを見て気付いた。「前からやりたいとは思ってはいたんですけど、今回、阪神とオリックスの優勝パレードを見た時に、あ、そういえば、(ヤクルトは)パレードやってねえなと。(21年に)日本一になったのに、パレードできてなかったから、そういう感じだったんで、改めて日本一になって、あの、パレードしたいっていう風には思いました」。色紙に「日本一」と記した。プロ21年目となる24年で、球団では1978年(昭53)以来となるパレードを実現する。(金額は推定)

【一覧】プロ野球12球団の契約更改状況