西武佐藤隼輔投手(23)が2日、埼玉・所沢市の球団事務所で臨んだ契約更改交渉で、ブルペン陣の査定について球団に確認した。

プロ2年目の左腕は1400万円増の3000万円でサイン。今季中継ぎで47試合に登板して、1勝2敗、18ホールドの成績を残した。中継ぎ投手はブルペンで待機しながら、試合状況によって何度も肩をつくることが出てくるポジションだが、実際に試合のマウンドに上がることがない日も少なくはない。ブルペンで準備した回数によって査定に影響は出てくるのか。「実際どのような仕組みになっているのかも自分自身あまり分かっていなかったので、そこを1つ聞いてみた」と疑問をぶつけた。

左打者に対しての登板機会を見込んで、佐藤隼は1試合で3、4度準備をした経験もある。「試合の中で何度も(肩を)つくることが役割的に多いポジションだと思う。他球団の選手は査定の中に入っているとおっしゃっていたので、ライオンズはどうなのかなと思って、そういう話をさせていただきました」と会見で明かした。

渡辺久信GM(58)は「うちも査定に入っているという話をして、またいろいろと考えていくよという話をしました」と説明。選手と球団、お互い真摯(しんし)に向き合う時間となった。

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