ソフトバンク牧原大成内野手(31)が10日、福岡県内のショッピングセンターでトークショーに参加した。今春WBCでともに日の丸を背負い、ドジャースに移籍が決まった大谷翔平投手(29)について「スポーツ業界、世界で一番じゃないですか。(サッカーの)メッシとかも超えているわけですから。やばいっすね」とメジャー史上最高の10年総額7億ドル(約1015億円)とされる大型契約に驚きを隠せなかった。

来季の目標には自身初の規定打席到達&打率3割を掲げた。「規定(打席)にこだわって、3割は絶対に目指してやりたい」。昨季は規定打席に2打席届かず、今季は8月に死球を受けて右尺骨の骨折で戦線離脱。91試合の出場にとどまり、打率2割5分9厘、2本塁打、32打点と悔しい1年でもあった。

内外野を守れるが、来季は「二塁手一本」での勝負を決めている。「小久保監督からも『二塁手一本でやってほしい』という風に言われましたし、僕もそっちの方が集中しやすい」。定位置争いには三森大貴内野手(24)、野村勇内野手(27)らとの競争が予想される。牧原大は「一本で勝負させてもらえるので腹をくくれる。だめだったら終わりだと思う」と強い覚悟をにじませ、2月1日の春季キャンプインから猛アピールしていくつもりだ。

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