中日岡林勇希外野手(21)が来季から背番号「1」になることが13日、分かった。

同外野手は4年目の今季初の全試合フル出場を達成するなどレギュラーに定着。2年連続でベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞したこともあり、球団からの提示もあり、入団以来背負った「60」番から変更を受け入れた。近日中に球団から正式発表される。

4年目の今季もリードオフマンとしてチームを引っ張った。球団記録を74年ぶりに更新する29試合連続安打をマーク。2年連続最多安打を1本差で逃したが、163安打、3本塁打、31打点、12盗塁、打率2割7分9厘と立浪竜の安打製造機として存在感を遺憾なく発揮した。

球団から渡された背番号「1」は、22年までDeNAに移籍した京田が背負ったが、かつては2代目ミスタードラゴンズ高木守道氏(故人)や、福留孝介氏(野球評論家)も背負った歴史を持つ。1日に3300万円増の7300万円で契約を更改した岡林は、「チームの順位を上げられるように出塁して、外野をまとめられるように守備も頑張りたい」と、きっぱり。最下位からの巻き返しは、新「1」番が攻守にわたってのチームをけん引する。(金額は推定)

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