日本ハム万波中正外野手(23)が5日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設での自主トレを公開した。午前10時前からアップを始め、その後は約1時間、ティー打撃、マシンを使ったフリー打撃で汗を流した。

昨季は本塁打王まであと1本に迫る25本塁打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞初受賞と躍進。年男となる24年を迎え「去年は成長した1年だったかなと感じます。(今年は)最低去年と同じか、去年の数字をクリアして、そこにどれだけ上積みできるか」と意気込んだ。

今オフ、自己投資として自腹で購入した数百万円の打球測定器具「トラックマン」を使って練習。「今は170キロ出たりでなかったり。そこが175キロを練習の段階でいけたらいいなと思いますし。あとは沖縄の暖かいところに行って、手投げのピッチャーの球だと変わると思うので。そっちは測ってみないとわからないところではあるんですけど。とりあえず今はマシン(打撃)だけで170キロを1月のうちに出したいなっていうのはありますね」と、現状での目標数値を挙げた。