クローザーに転向する楽天則本昂大投手(33)が8日、地元の滋賀県内で自主トレを公開した。投球練習、ランニング、体幹トレーニングなど、弟の佳樹さんらと体を動かした。「11月、12月と結構動いてたんで、しっかり貯金作って、1月入りたいなと思ってたんで、基本的にはマツ(松井裕)と時間帯一緒で練習してたんで、それを継続してという感じですね」と振り返った。

ブルペン入りし、力を入れた状態では20球を投げ込んだ。「今のところ股関節の入りがいい。ちゃんと体重移動がしっかりできたりとか、わりと気持ちいいところで投げられてるかなっていう感じはあります」。しっかり腕も振れて、体の状態も上々だ。

今季はプロ12年目。慣れ親しんだ先発から抑えに配置転換となるが、セーブ数など数字への強いこだわりはないという。「優勝してるチームの抑えを任されてる選手は、30(セーブ)ぐらいはやっとかないとなっていう感覚はある。30以上はしたいなっていうのはありますけど、本当、分かんないんで、そんな感じですかね」と力を込めた。

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