オリックス若月健矢捕手が同学年のライバルとの正捕手争いに燃える。大阪・舞洲の球団施設で取材に応じ、今季はレギュラー奪取を目標に掲げた。

昨季は先発捕手としてチーム最多の83試合に出場。56試合の森を上回ったが、「昨年は友哉がケガもあって僕の方が多く出たというのはあると思う。今年はもう1回レギュラーをしっかり取りにいこうという気持ちです」と正捕手確保へ負けるつもりはない。

昨年末には右足軟部腫瘍の摘出手術を受けたが、この日はノックやフリー打撃を行うなど問題なし。「全く気にならない。昨年より体の調子はいい気がします」と順調な調整を見せている。今オフのテーマに「確実性」を挙げ、「捉える本数やスローイングの精度だったり確率を上げたい。打つ方も守る方も再現性を高めていきたい」。正捕手としてリーグ4連覇を目指す。【林亮佑】