巨人育成ドラフト1位の三浦克也投手(22=東京国際大)がブルージェイズ菊池をお手本に剛腕左腕の道を歩む。ジャイアンツ球場で新人合同自主トレに参加。最速149キロの直球と切れ味鋭いスライダーで奪三振能力が高いサウスポーは「まずは最速150キロとし、最終的には155キロまではいきたい」と成長曲線を思い描いた。

入寮時には「いろんな人とつながっていきたい」との思いを込め、愛用のWi-Fiルーターを持ち込んだ。部屋に戻ると、スマホにつなぎ、YouTubeを開く。同じく左腕の菊池の動画を見つめる。「こういう投手が球が速くなるんだな」と肘の使い方などを参考にする。

名の克也は「かつなり」と読む。由来に野村克也氏は関係ないが、同じ漢字を授かって縁を感じている。「足元にも及ばないですけど、少しでもそういう選手に近づけたらいい」とまずは012の背番号を1日でも早く2ケタとする。

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