中日ドラフト5位・土生翔太投手(22=BC・茨城)が19日、ナゴヤ球場での新人合同自主トレで3度目のブルペンに入った。17日の春季キャンプ振り分け発表で2軍スタートが決定。20日には初のブルペン連投を予定する即戦力右腕が逆襲をアピールした。

同期新人8人がノック、連携プレーをするのを横目に見ながら土生は、育成ドラフト1位日渡騰輝捕手(19=BC・茨城)を相手に26球を投げた。独立リーグ時代からバッテリーを組んだ相棒相手に「明日も投げる予定で、連投に備えました。中継ぎ志望でシーズン入れば2連投とか普通にある。それに備えた練習です」と、直球だけでなくフォークなどの変化球も確かめた。

同期入団の投手ではドラフト6位加藤竜馬投手(24=東邦ガス)だけが1軍キャンプスタートが発表された。この日は捕手を立たせていたが、23日の次クールからは捕手を座らせての本格練習もスタートさせる予定。「(キャンプでは)けがなくやること。100%(の力)を出すだけ。どう評価していただけるかわからないですけど、自分のやることをまずやる」。下克上での開幕1軍入りを見据えた。【伊東大介】

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