楽天田中将大投手(35)が21日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。2年連続の「越年更改」は、減額制限(年俸1億円以上は40%)を超える約45%ダウンの年俸2億6000万円プラス出来高、単年契約でサインした。(金額は推定)

 

★田中将の一問一答<2>

-1日に能登半島地震が発生した。マットレスを寄付したが、被災地に向けての思いは

「年明けから本当に衝撃的なニュースでしたし、僕としても、心が痛みました。東北での震災のことも思い出しましたし、大変な状況の中で、いろいろなことを考えたんですけど、お話をしていく中で、マットレスも足りてないというお話だったので、お金よりも今足りてないものを届けるのがいいのかなと思って、今回はマットレスという形になって贈らせていただいたんですけど。大した力にはなれないですけど、自分なりに何か少しでもという思いはあるので、これからもそれは変わらずという思いではあります」

-今オフに手術をしようと思った背景は

「プレーしながら邪魔だなと思うことがやっぱり多くなったからですかね。もう、これだけ投げてると、何となく自分の体のことっていうのは分かりますし、そういう中で、この感じはクリーニング(手術)だったりを受けて、その次のシーズンに臨む方がいいなっていう風な思いにはなっていたんで、もちろん、トレーナーだったりにも相談して、画像とかを見て全てそういうところを見た上での最終的な決定にはなりましたけど、自分の中ではこれはもうした方がいいかなという感じですかね」

-沖縄で自主トレしていたと思うが、どこに重点を置いてやっていたか

「術明けだというポイントというところを踏まえれば、患部の状態を気にしながらやってたってぐらいですかね」

-昨年はキャンプ中にシート打撃があった。今年も大きく変わらないぐらいでできたらいいか

「まあまあ、できれば一番いいですけど、そこはもう慎重にやっていかないといけない部分でもあるとは思うので、そこは慎重にっていう思いはありますが、矛盾するかもしれないですけど、開幕のタイミングでしっかりと投げられるっていう状態には持っていきたいと思っています」

-昨季は投球フォームを試行錯誤したシーズンだった。手術を踏まえて、こういうふうにしていこうみたいなイメージは

「そうですね。まあ、そこに関しても、また投げながら、どう、うまくはまっていくかっていうところはあると思いますけども、それはトレーニングと並行して、自分の体の使い方だったり、そういうものをちょっと意識しながらやってる部分はあるので、その中で、よりいいものを生み出していけたらなとは思ってます」

-昨年の暮れに、同じフォームでできればベストだと話していたが、そこは求めていきたいか

「そうですね。シーズン中にこう、何か大きく変えるってことは、微調整は絶対必要だとは思うんで、そういう部分はないですけども、何か大きく変えるっていう、見るからに変えるみたいな作業はやっぱり少ない方がいいかなと思いますね」

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