巨人・宮崎合同自主トレでのブルペン一番乗りは、菅野智之投手(34)だった。

キャッチボールを終えるとブルペンへ向かった。このオフ、初めて捕手を座らせての投球は、カットボールやカーブなど、変化球を織り交ぜて22球。投手18人のうち10人が登板する中で、一番乗りで投げ込み「最年長なんで、みんな気を使ったんじゃないですか。うまくいっていますし、いいイメージがすごく湧く。去年よりかは何十倍もいい」と手応えは十分だった。

ハワイでの自主トレで培ってきた。「上からたたくような感覚でずっとやってきた。キャッチャーを座らせたときに、同じ感覚で低めに投げられるか確認をしたかった」。傾斜を使いながら擦り合わせた低めへの投球感覚で、しっかりと低めにミットをたたいた。投球フォームは昨季作り上げた土台をもとに「今やっていることをしっかり継続していきたい」と、さらに磨きを掛けていく。

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