4番候補の1人が離脱。広島末包昇大外野手(27)が31日、左膝を痛めたため1軍キャンプメンバーから外れた。キャンプ地の宮崎・日南市入りした広島選手の中に、1軍組の末包の姿はなかった。新井監督は「ちょっと足の方を痛めたということで明日、診察。診察してドクターの診断を聞いてから判断したい」と説明。回復時期については「明日になってみないと分からない」と前置きしつつ「第2クールから合流しましょうという感じではないと思う。ちょっと時間がかかるかもしれない。明日の診断を待って」と心配した。

 

末包は昨季、入団2年目ながら2桁11本塁打を放ち、広島打線の中で数少ない長距離砲として期待されていた。本人も人一倍意気込んでいただけに、新井監督も「張り切っていたと思うし、焦っていると思うので、焦ることはないぞと」と本人に伝えたという。西川がFAで移籍した打線の中軸候補にも考えられていた大砲がキャンプイン前に離脱することとなった。

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