巨人岡本和真内野手(27)が1日、キャンプ初日を終えた。

午前10時過ぎから降り出した雨のため、木の花ドームでキャンプがスタート。午前中は今季から定位置となる一塁でノックを受けた。併殺を想定した打球処理では、バックハンドでの捕球を入念に確認するなど軽快な動きを見せた。

午後からはグラブをバットに持ち替えた。下半身を沈み込ませてのティー打撃をこなし、フリー打撃ではセンター返しをイメージした低く強い打球や、フルスイングで豪快な打球を放つなど持ち前の打棒に磨きをかけた。

充実のキャンプ初日を終え「今日も悔いなくできました。明日も悔いなく頑張ります。悔いなく頑張ります」と“岡本節”を発揮した。

主砲は空模様ではなくバットとボールに向き合う。1月31日の宮崎神宮参拝に続き連日の雨。自身を「めっちゃ晴れ男」と自負する男もキャンプ初日は天気に恵まれず。4日までの第1クール期間中の天気予報には全て「雨マーク」が並ぶ。だが「明日も雨で全然大丈夫です」とV奪回に天候は関係ない。6年連続30本塁打、3度の本塁打王の実績を持つ巨人の4番の貫禄をのぞかせた。

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