強烈パワーで外野を奪うぞ! 育成出身2年目の阪神野口恭佑外野手(23)が、外野の定位置取りを猛アピールした。春季沖縄・宜野座キャンプ第1クール2日目の2日。特打で166スイングし、5連発&130メートル弾を含む26本の柵越えで虎党の度肝を抜いた。岡田彰布監督(66)は弾道を「天性」とたたえ「ポジション取れる可能性ある」と絶賛。森下やノイジーらと争う両翼バトルを勝ち抜ける存在と目を細めた。

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阪神の外野争いのライバルにも火がついた。野口の直後に特打に臨んだ井上広大外野手(22)は133スイングで28発。前川右京外野手(20)は112スイングで16発と見守った

岡田監督にアピールした。井上は「だいぶよかった。自主トレからやってきたことを出せました。体で打てることが多かったので、きれいに打球が上がりました」と納得顔。野口については「気になりません。自分とは課題が違うので」と集中していた。

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